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新日フィル,クラシックへの扉,アルミンク,加藤知子(vn) [音楽時評]

9月7日日曜日,新日フィルの「クラシックへの扉」シリーズへ行ってきました.シルバーだと半額の2000円なのです.

プログラムは名曲コンサートらしく
ハイドン:   交響曲第96番 ニ長調 Hob.I-96「奇蹟」
モーツアルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
※※※※※※※※
モーツアルト:交響曲第40番 ト長調 K.550
でした.
これに,加藤知子のアンコールとして
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番から「サラバンド」
オーケストラのアンコールとして,
モーツアルトのディベルトメントからの1曲が演奏されました.

ハイドンは,たいへん綺麗な曲で,第1,3楽章に舞曲を含んでおり,メリハリの効いた,リズミ感溢れる好演を聴けました.

モーツアルトのヴァイオリン協奏曲第3番は,チャイコフスキー国際コンクールで2位に入賞した経歴を持つ加藤知子が,多くのメロディを含んだ曲を,非常に美しい音で,比較的短いカデンツァを含めて,まことに見事な名演を聴かせてくれました.
彼女のアンコールもまさに絶品でした.
またぜひ聴いてみたいソリストです.

有名なモーツアルトの第40番交響曲は,モーツアルトの交響曲の最高傑作と思えるほど,主題の展開,楽章の構成など見事な交響曲で,アルミンクは手兵を使ってたいへん好演してくれました.
ただ,ホルンのトップ吉永さんが抜けていたためか,この金管がよく音を外していたのが気にかかりました.将来はこんな有名曲でそういうことがないよう希望します.

まあ名曲カンサートとしては,良くできた演奏会だったというべきでしょう.





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